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Z世代のカリスマ・コムドットやまとさんの最新刊をレビューしてみた

みなさんこんにちは、さきです。

今回は、Z世代に大人気を誇るYouTuberの「コムドット」をご紹介します。

 

最近コムドットのリーダーであるやまとさんの本が話題になりましたね。

帯を書いたのは何と秋元康さん!

 

型破り、新世代YouTuberと評され、登録者数は370万人を超える破竹の勢いです。

しかしやまとさんは「コムドットは売れるべくして売れた」と語ります。

 

今回は、やまとさんのビジネス書「アイドル2.0」をご紹介します!

 

コムドットが売れた3つの理由

①5人の仲の良さ

動画を見ている方は分かるかと思いますが、とにかく5人は仲がいいんですよね。

 

中学校時代から現在までずっと一緒にいたからこそ、腹を割って正直に話せる関係なのでしょう。

 

本人曰く「皆さんが思っているよりもはるかに僕たちは仲がいい」と語っています。

 

チームで動くとどうしても方向性の違いや人間関係のトラブルなどが起きやすいですが、ずっと一緒に過ごしてきた彼らにはそれが見受けられません。

 

むしろ、大げんかになった時や意見が割れた時の動画はほぼバズっています。

 

シリアスな面もネタになるのは大きなメリットだと考えられますね。

②高校生に的を絞ったSNS戦略

まずやまとさんが掲げたのは、女子高校生にバズる動画を作ることでした。

今やZ世代の勢いはとどまるところを知らず、スマホ保有率は98%と圧倒的な数字を持っています。

 

アーティストにしろ漫画にしろ、クリエイターがバズるきっかけを握るのはZ世代なんですよね。

 

やまとさんはYouTubeだけでなく、TwitterTikTokInstagramを活用し各SNSで用途を使い分けています。

 

加えてその日のトレンドをすぐに自身のチャンネルに取り入れているので、結果バズるという現象が起きているわけです。

 

結果、やまとさんのSNS総フォロワー数は500万人以上

現代にのっとった戦略を立てた革命児ですね!

 

③ノリが仕事になったことの覚悟

やまとさんは上智大学国際政治学部の秀才で、外交官志望だったそうです。

しかし、アメリカ・ワシントンに留学した時に「自分は外交官に向いていない」とあっさりとその道を諦め、無気力に過ごしていたそう。

 

そして、今のメンバーでもあるゆうたさんに「YouTubeやんね?」と本当に軽いノリで声を掛けたそうです。

 

恐らくこの時の彼には「YouTubeで仕事をする」という意識はまだなく、暇つぶしくらいにしか思ってなかったのでしょう。

 

当時はYouTubeの収益化はあまり周知されていませんでしたし、YouTuberの認知度もそれほど高くありませんでした。

 

どうなるか分からないもろい地盤なのに、そこをノリで突破するという不思議な感覚でYouTubeを始めたんですね。

 

記念すべき最初の動画かこちらです。


www.youtube.com

 

今見ると4年前なんですよね。

最近のように思えますが、本人曰く「下積みは本当に長かった」と語っています。

その理由は、どうにかして知名度を上げようと死ぬ気で頑張っていたから。

 

ひゅうがさん、あむぎりさん、ゆうまさんを加え5人で渋谷や原宿など若者が集まる場所を回り、「チャンネル登録、お願いします!」「絶対日本一になるのでよろしくお願いします!」と声をかけまくっていたそうです。

 

おそらく、この下積みが彼らを支えているのでしょう。

「あの頃にはもう戻りたくない」という思いも強いはずです。

 

そして、最も登録者数が伸びた時期が2021年です。

なんと50万人→300万人

 

やまとさんはあえて50万人の時期にTwitterでこんな文面を投稿しています。

 

全YouTuberに告ぐ コムドットが通るから道を開けろ 俺らが日本を獲る

 

登録者数が伸びてきたタイミングでさらに炎上させて、自分のチャンネルを注目させたという戦略ですね。

 

この投稿がきっかけで一気にファンもアンチも増えたでしょうから、見事に成功したと言えるでしょう。

 

新世代のYouTube王(キング)

コムドットは今ではメディアで見ない日はありませんよね。

本屋さんに行けば彼らの写真集が山積みですし、テレビでもちょくちょくCMが流されています。

 

私も同世代の人間として親近感はもちろんありますが、少し遠い感触も覚えますね。

既に彼らはたった5年弱で今の知名度を上げているので、YouTuberとしてはエリートのほうでしょう。

 

レッドオーシャンとなったYouTube界隈を見事に分析し倒した本がこちらです!

 

 

YouTubeに関する情報は勿論、ブランディングマーケティング、広告理論などの専門用語が多く、まるで大学の授業を受けているかのようで「なるほど!」と思うことばかりでした。

 

YouTubeの今を知りたい方、必見の内容です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!