植木鉢専門店、起業します②
皆様、あけましておめでとうございます。
前回の発表に驚いた方もいらっしゃるかと思いますので、より詳しく説明していきますね。
NoelHatchの始まりは母の一言
「プーさんの入れ物つくってや!」
母のこの一言からNoelHatchの母体ができあがりました。
当時私はまだ学生で、両親が何を企んでいるのか理解不能だったのです。
その時作ったのが、現在1万円で販売しているプランターでした。
フィンランドの国樹である白樺に寄せたシンプルデザインなのに、手作りの魔法がかかり、私にはプランターが呼吸をしているように見えたんです。
セメントに対して無知だった私でさえこんな錯覚を起こしたのですから、父のプランターが周りにどのような評価をもたらしたのかは自明の理でした。
じかに見た皆様がこぞって「これ売れるよ!」と言い出したのです。
それらの感想に気を良くした両親は、知り合いに頼んで名刺とパンフレットまで用意して本気でやろうとしていたようです。
実はNoelHatchを象徴するひとつのエピソードがあります。
ガーデニング好きな親戚が父の植木鉢をいくつか持って帰った後、なんとその植木鉢がすべて誰かに盗まれてしまったのです。
防犯カメラを仕掛けるなどの処置をしても、犯人は見つかることもなく約8年が過ぎた今でも解決していません。
盗む人まで現れたぐらいなので、作品自体に価値があるのは間違いなかったのです。
あとはどうやってほしい人に届けるかです。
正直、現段階ではアクセスはあっても肝心のコンバージョンが0を刻み続けています。
植木鉢は大きくなればなるほどネットショップでは売れない可能性が高いと判断し、いくつか営業をかけて委託販売をお願いしているところです。
そこで、もうひとつご報告があります。
この度NoelHatchは、京都の雑貨屋・yooさまにて委託販売が決定いたしました。
こちらのyooさまは、Instagramのフォロワーが7000人以上、全国から委託販売の依頼が殺到している人気店です。
ハンドメイド作家というと、約8割がレンジアクセサリーやバッグなどです。
皆さんとは明らかに方向性も路線も違うので、正直厳しいかなとは思っていたんですが、審査申込から3日後に「合格」との連絡をいただきました。
父の作品が世に出る日が来るとは、代表としてこれほど幸せなことはありません。
嵐山近く、松尾大社向かいのお店になります。
京都に住んでいる方はもちろん、アートや植木鉢が好きな方は是非ご覧ください。
この子たちもきっと喜んでくれます‼
また進展があればブログ更新しますね。
最後までご覧いただきありがとうございました!